初心者向けのeワラント銘柄

まずは、日経平均株価に投資してみよう

「eワラントってたくさんありすぎて、どれを選べばいいのか分からない!」
そんな方は、日経平均株価に投資できるeワラントをおすすめします。

日経平均株価は、新聞や朝のニュースで簡単にチェックできるので、
情報収集がしやすいという点で、初心者向きと言えます。

日経平均株価に投資するタイプのeワラントは、
通常のeワラント、ニアピンeワラント、トラッカーeワラントの3種類があります。


スタンダードなeワラント、日経平均eワラントのコール

1つめは、日経平均eワラントのコール型です。

日経平均株価が上がると儲かるタイプのeワラントです。
銘柄の種類が多く、 変動率の高いものから低いものまで色々ありますので、
権利行使価格と満期日の2点を見て選びましょう。

例えば、購入日から満期日まで1週間しかないものは、非常に大きく変動するので、
目安としては半年程度離れているものがいいでしょう。

対象銘柄 日経平均株価
タイプ コール型
権利行使価格 現在の日経平均株価より500~1000円ほど低いものを選ぶ。
例えば、日経平均株価が10000円なら、
権利行使価格が9000円のものを選ぶ
満期日 購入日から、4~5ヶ月以上離れているものを選ぶ。
注意点 日経平均株価より権利行使価格が高すぎるものはNG。
満期日が近すぎるのはNG。(変動率が大きくなるため)


株価を当てる、日経平均のニアピンeワラント

2つめは、初心者に人気があるニアピンeワラントです。
ニアピンeワラントは、株価予想ゲームの感覚で投資でき、
初心者に人気のeワラントです。

日経平均株価が「ピン価格」に近づくと、ニアピンeワラントの価格が上昇します。
現在の日経平均株価が10000円で、明日、反発して200円くらい上がると予測したら、
ピン価格が10200円のニアピンeワラントを買います。

また、満期日前に売却することもできます。

対象銘柄 日経平均株価
ポイント 日経平均株価がピン価格に近づくと、
ニアピンeワラントの価格が上昇する。
複数のニアピンeワラントを組み合わせる方法もある。
注意点 満期日に、日経平均株価がピン価格±200円以内でないと、
受取額が0円になるので注意。

例えば、ピン価格が10000円のニアピンeワラントは、
満期日に日経平均株価が9800円~10200円の間にならないと、
受取額が0円になる。

ピン価格と日経平均株価が離れすぎていて、
満期日にピン価格に近づきそうになければ早めに売却する。


気軽に中長期投資するなら、日経平均のトラッカーeワラント

「変動が大きいのは苦手」という方はトラッカーeワラントがいいでしょう。
値動きが緩やかなので、ETFに投資をしている感覚です。

日経平均トラッカーeワラントは、日経平均が上がると利益が出るので、
日経平均が安くなっている時に買っておいて、
1年ほど寝かせて利益が出たら売る、という方法があります。

また、日経平均トラッカーeワラントは1種類だけですので、
どれを選ぼうか迷うこともありません。

対象銘柄 日経平均株価
ポイント 値動きが緩やか。
日経平均が上がると、トラッカーeワラントの価格が上昇する。
投資方法 中長期的に投資をしたり、スイングトレードにも使える。